緑に光るもの

イタリア紀行の途中ですが、先日4人の日本人がノーベル賞を受賞するという嬉しいニュースがありましたのでちょっとその話題。

そのなかで、GFP(Green Fluorescent Protein)という物質がでてきました。

私もこのタンパクを使って仕事をすることがあるのですが、GFPが日本人が見つけたものというのは知りませんでした。本当に便利なスグレモノなんですよ~。
ある細胞を選択的に光らせる事もできます。





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こちらは、ある動物の神経細胞(海馬の一部)

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それを拡大したもの

共焦点レーザー顕微鏡を使って撮影しましたが、レーザーでなくても特定の波長の光をあてると光って見えます。
(注:どちらも私が撮影したものですが、私個人のものですので、転用は絶対にしないでくださいね)

丸い形のものが神経細胞体、上に伸びているのが樹状突起といわれる部分(他の細胞からの情報を受け取ります)、下に伸びている線が軸索という部分(情報を次の細胞に伝えます)。

一方、最近出番が少なくてスネ気味のお方が騒いでおりますので、、、

普通の光でも目が緑色の猫(現在)
背後に見えているのは私のお手製キャットウォークです(このお話はまた後日)
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フラッシュを当てると光ります(5ヶ月の頃)、、、かっかわいい~~(親バカ)
目が光っちゃった失敗写真でお蔵入りしていたものデス
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Commented by アラブの猫 at 2008-10-21 20:06 x
わぁ、綺麗だなぁ☆花火みたいに何かの動物の海馬って綺麗に光るんですね。
サーシャ姫はあいかわらず可愛いですね。キラ~ンの目も美しいw
そのキャットウォークは手作りなのですかっ!!凄い

Commented by mochi at 2008-10-21 21:37 x
おお!!これって・・・シナプス!?
高校生のころ、ノートに描いた記憶が。。。。
ユンコさんはその本物をご覧になってるんですねーーっ!やっぱりすご~い!
過去の写真と比較しても、あまりかわらないような感じですね<サーシャ姫
キャットウォークのお話も待ってます♪
Commented by AKI at 2008-10-22 11:51 x
わぁ~・・! きれいだなぁ。。。(☆_☆)
緑に光ってはいなくても、これが私の体の中にもあるんですね。
ちょうど今、池谷裕二さんの本を読み返していたところだったし、
グッドタイミング♪^^
Commented by cawa-miu at 2008-10-22 23:05
アラブの奥方様
これは、わざと光らせる動物を作ったのですが、皆さんの脳の中にも同じような細胞はあるんですよ~~
このキャットタワーもじつはちょっと改造してあるんです、キャットウォークはサーシャのお誕生日プレゼントに作りました(完成したのは5月だったけど)
Commented by cawa-miu at 2008-10-22 23:07
mochiさん
これは、ニューロン(神経細胞)でーす。シナプスは細胞と細胞のつなぎ目のところの事で、残念ながらこの倍率だと見えないのです。
これでも、細胞の丸いところで15ミクロンくらいなので十分小さいのですけどね~~
キャットウォーク、一人でつくりました(汗)、実はDIY好きなんです。
Commented by cawa-miu at 2008-10-22 23:09
AKIさん
お久しぶり~~、こちらは大分寒くなってきましたよー。
そう、AKIさんの頭の中にもこういう細胞がたーくさん、詰まっているんですよ。
池谷さん、このあいだ学会でお話しました(私のデータを質問しにいらして)、すごく勉強家だなと思いました(でも、とても謙虚な方でした)。
Commented by chibininn at 2008-10-24 18:22
うおー。すごい、海馬の一部なんですね。ああ、でも、研究の役にたってくれている実験動物さんたちに合掌。

ノーベル賞って、最近はあまり新しい研究には行かないのかな?対象になっているのはどれもこれも、30年、40年前の業績ですよね。実際に確立されて100%成果に間違いがないものだけが受賞対象になっているみたいですね。ってことは、cawa-miuさんの受賞も30年後、40年後とかになるんでしょうか。そうしたら、さすがに私はドイツにいませんわ。(っていうかまだこの世にいるのか?)

キャットウォークすんごい。DIY好きは実験好きに通じているんですね♪
Commented by cawa-miu at 2008-10-25 10:38
ちびにんさん
何を言ってるんですか~~、私はまだ20代なので、20年たっても50歳だしぃーね?(し~~ん)
それに私はノーベル平和賞かピューリッツァー賞ねらいで行こうかと(爆)

研究者として実験動物にできる事は、あたりまえだと思わない事と、彼らの犠牲を無駄にしないことと、いつも思っています。私達が日常使っている薬や、はたまたペットの薬だって彼らの犠牲の上になりたっているのですものね。

”市販のものをそのまま使っているのでは、先端の仕事はできないよ”と昔ある人に言われた事があります。特に私の分野生理学はボール盤つかったり、鋸使ったりって結構普通やるんですよ~~。
Commented by tenshinoringo at 2008-10-28 18:35
>研究者として実験動物にできる事は、あたりまえだと思わない事と、彼らの犠牲を無駄にしないことと、いつも思っています。

本当にその通りだと思います。猫も好きですが、同じくらい齧歯類好きの私としては、MouseやRatをいかなる理由があろうとも、手に掛けるのは辛いです。解剖の日は本当に精神的に落ちます。彼らの命を無駄にしないためにも、無駄な実験にならないよう、ちゃんと結果を出せる実験をするよう心がけています。愛情も注ぎますし(^_^)でも逆に、その心が技術や知識の向上だったり、良い結果を生み出すことに繋がっていると思っています。

それはそうと、、、日本人女性初のノーベル賞受賞、是非目指してくださいっ!!!
Commented by cawa-miu at 2008-11-03 19:04
天使のリンゴさま
命をいたわる気持ちを忘れてはいけないと学生にも言っています。あたりまえなのですけど、決して物扱いしてはいけないよと(たとえ標本でも)。この研究を10年以上続けているいまでも、実験のときは私も心はとても痛みます、これは決して慣れるべきものではないと思っています。

ノーベル平和賞がんばります(爆)
by cawa-miu | 2008-10-20 23:57 | 仕事 | Comments(10)

~La vie elegante de mes anges ~ しっぽを持った天使たちの優雅な猫生活と趣味のDIY、料理、日々のくらしなど..... by ユンコ


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